TGS への変換に適した SVG には、実際のベクター図形と、範囲が明確なキャンバスが必要です。ファイル名だけでは中身はほとんど分かりません。SVG にも写真やフォントに依存する編集可能な文字、変換時に維持できない効果が含まれることがあります。アニメーションを付ける前に書き出し専用のコピーを用意し、修正によって編集可能な原本を損なわないようにしましょう。
ファイルの実際の内容を確認する
デザインエディターで SVG を開き、オブジェクトを一つずつ選択します。編集可能な輪郭でできたロゴは、変換の出発点として適しています。SVG の中に配置した写真は、ブラウザーで問題なく表示されてもラスター画像のままです。文字もベクター図形に見えながら、実際にはフォントに依存している場合があります。
例えば、バッジにはパスで描いた盾、編集可能な文字ラベル、埋め込まれた人物写真という、3 種類の要素が含まれているかもしれません。盾は残し、ラベルはパス化し、人物写真は単純化したベクターイラストに置き換えます。こうした変更をせずに同じ構図を保存し直すだけでは、互換性の問題は解決しません。
原本と書き出し用コピーを分ける
編集可能な文字、再利用できるコンポーネント、好みの効果を含む元のドキュメントは残しておきます。変換用にアートボードかドキュメントを複製してください。そのコピーではパスを単純化し、文字をアウトライン化できます。将来の文言修正を不必要に難しくせずに済みます。両方のファイルには、それぞれの用途が分かる名前を付けましょう。
書き出し用コピーから不要なオブジェクトを削除し、別の図形の後ろに隠すだけで済ませないようにします。個別に動かす必要のある要素は分けて残しますが、一つの見た目を構成する図形を何十もの細かな断片に分割することは避けてください。要素の構造が整理されていれば、どの部分にアニメーションを付けているか把握しやすくなります。
変換で崩れやすい表現を置き換える
影、マスク、テクスチャの塗り、その他の効果を個別に確認します。ブラウザーで描画できる SVG の機能でも、TGS の書き出し機能では再現できないことがあります。小さなステッカーなら、ぼかしフィルターより、少し位置をずらした単純なシルエットのほうが確実に影を表現できる場合があります。置き換えるたびに見た目を確認しましょう。
見た目を維持するために、図案全体を一枚の画像に変換しないでください。SVG のプレビューは正しく見えても、TGS に必要なベクター構造が失われてしまうことがあります。
- 確定した文字をパスに変換する。
- 埋め込み画像をベクター図形に置き換える。
- 必要な効果を単純な図形で作り直す。
- 目指す見た目のスクリーンショットを比較用に残す。
予定している動きのための余白を確保する
用途に合わせて決めたキャンバスの中央に図案を配置し、最も外側の点を確認します。静止状態で四辺ぎりぎりまで広がるデザインには、跳ねたり回転したりするための余白がほとんどありません。図案にぴったり合わせてアートボードを切り詰める前に、どのような動きを付けるか大まかに決めておきましょう。
中心を軸に回転する正方形のエンブレムを考えてみてください。回転の途中では、辺が水平なときよりも角が外側に突き出します。図案の縮尺を小さくするか、より控えめな動きを選びます。キャンバスの表記だけを変えても、実際の図形は移動しません。
複雑にする前に単純な書き出し結果を比較する
コンバーターで SVG を選択し、Telegram のログインを完了します。SVG を選択すると、診断用のコピーがサービスに送信されます。まずは静止した構図か控えめなプリセットを使い、プレビューと参考画像を比較してください。細かな動きの調整に時間をかける前に、文字、穴、色、透明な部分を確認します。
この基本の状態ですでに何かが欠けている場合は、SVG に戻って該当する要素を修正します。基本の状態は正しいのにアニメーションにすると問題が出る場合は、動き、タイミング、描画範囲を重点的に確認してください。問題を分けて考えることで修正の目的が明確になり、無関係な変更によって元の問題が見えなくなることを防げます。