カスタム絵文字は、大きなステッカーよりずっと小さな表示領域でも意味が伝わる必要があります。コンパクトな記号から始め、文字は短くし、意味を損なわない動きを使いましょう。通常サイズのステッカーを完成済みの絵文字として扱うのではなく、実際に使用する出力形式に合わせて図案を準備してください。

絵文字に一つの明確な役割を持たせる

賛成、待機、お祝い、見分けやすいブランドの記号など、一つの概念を選びます。文章の中で使う絵文字には、細かな場面を説明する余地がほとんどありません。中心となる意味から注意をそらす背景の装飾を取り除きましょう。

「完了」の状態を示すなら、チェックリストの横に立つキャラクターと説明文よりも、明確なチェックマークのほうが効果的に伝わることがあります。そうした細部が必要な大きな場面は、ステッカー用に残しておきましょう。両者を別々にデザインすれば、それぞれの使われ方に必要な分かりやすさを確保できます。

シルエットと内側の空間を確認する

制作の早い段階で、図案を小さく表示してみます。狭い隙間、小さな穴、細い線を確認してください。大きく拡大したときには美しく見える特徴でも、メッセージ内に描画すると消えたり、別の図形と重なって見えたりすることがあります。

リングや文字を使ったマークで実際に確認してみましょう。中央の穴がふさがって見えるなら、隙間を広げるか記号を単純化します。静止した状態で不明瞭な細部を、アニメーションで見せようとしないでください。基本の形は、動き出す前から意図した意味を伝えられる必要があります。

  • 見分けやすい外側のシルエットを使う。
  • 重要な内側の隙間が開いて見える状態を保つ。
  • 長いスローガンや小さな説明文を避ける。
  • 明るい背景と暗い背景でデザインを確認する。

選んだ絵文字形式の要件に従う

Telegram はステッカーに関連する技術でカスタム絵文字に対応していますが、静止画像、動画、TGS の準備ルールはすべて同じではありません。公式ドキュメントでは、画像と動画の絵文字の寸法と、ベクターアニメーションの要件が区別されています。選んだ形式を変更するときは、該当する項目を確認してください。

このコンバーターでは、ベクターの SVG 素材を準備して TGS に書き出します。静止絵文字の寸法要件を見かけたというだけで、細かな画像をラスター化しないでください。それでは別の種類の素材になってしまいます。このコンバーターは PNG や動画ファイルの読み込みには対応していません。

動いている間も本質的な形を見せる

控えめな脈動、短い強調、小さな繰り返しの動きを選びましょう。大きな回転や極端な拡大縮小は、意味の伝わる記号を、ぼやけたものに変えてしまうことがあります。最も形が崩れるポーズと静止したポーズを比較し、同じアイコンとして読み取れるかを確認してください。

ブランドの文字なら、向きと文字内部の空間を守ります。状態を示す点なら、わずかな脈動で十分かもしれません。一部の高度な操作には Pro が必要ですが、見やすい絵文字に複雑さは必須ではありません。記号だけですでに明確に伝わるなら、静止した構図のほうが適したデザインになることもあります。

実際のメッセージの中で確認する

適切な Telegram の絵文字パック作成手順を使い、通常の文章や他の絵文字と並べて結果を確認します。Telegram は、カスタムセットの利用についてアカウントや Premium に関するルールを公開しています。ファイルの準備要件とは別に、それらも確認してください。素材を作成しただけでは、すべてのアカウントがどこで使えるかは決まりません。

間隔、見た目の大きさ、動きがメッセージの内容から注意をそらしていないかを確認します。デザインが分かりにくければ、元の SVG に戻って単純化してください。編集可能な原本と受け付けられた書き出しファイルを残しておけば、アイコンを更新するときも、パック内の他のアイコンと視覚的な重みや比率をそろえられます。

出典・参考資料